
2026年秋、全国106の旅先。
北海道から沖縄まで。土地の物語と、そこから生まれた味や土産、この秋の催し、宿まで。
北海道・東北13か所




銀山温泉
銀の山の名を継ぐ湯の町。銀山温泉で、延沢銀山の伝説から大正の旅館街と芋煮の秋へ
康正2年に見つかったと伝わる延沢銀山。その名を継ぐ銀山温泉で、銀坑洞と十分一番所跡、茂吉の歌碑を探し、大正の旅館街に泊まる。

会津若松
赤瓦の鶴ヶ城から、白虎隊の飯盛山へ。会津若松で、城の六百年と幕末をたどる
葦名氏の黒川城から、蒲生氏郷の鶴ヶ城、保科正之に始まる松平氏の城へ。赤瓦の天守と白虎隊の飯盛山を歩き、東山温泉に泊まる旅。


角館
嫁入りの桜と、武家の門をたどる。角館の武家屋敷通りを歩く
芦名氏が築き、佐竹北家が継いだ城下町、角館。京から嫁入り道具として来たと伝わる桜の由来を知り、三つの武家屋敷の門と萱葺の主屋を見て歩く一日。




むつ・恐山
円仁が開いた霊場から、極楽浜の湖へ。むつ・恐山をたどる旅
慈覚大師円仁が夢のお告げで開いたと伝わる恐山菩提寺。三途の川の太鼓橋、地獄の岩場、極楽浜と、この世とあの世をたどる下北の霊場へ。


知床(ウトロ)
海・川・森のつながりを見に行く。知床ウトロで、五つの湖から「乙女の涙」の滝へ
海・川・森のつながりで世界自然遺産になった知床。原生林の五つの湖、川を持たない滝、港の巨岩から、そのつながりを一日で見る。
関東・甲信・東海37か所

箱根
龍を鎮めた社から、大涌谷の黒たまごへ。箱根で神話をたどる旅
万巻上人が九頭龍を鎮めたと伝わる箱根神社。芦ノ湖から大涌谷、十七湯最古と伝わる湯本温泉まで、神話をたどる一日と一泊。


軽井沢
宣教師の避暑から始まった町へ。軽井沢で、別荘地の明治をたどる旅
宣教師ショーの避暑から始まった軽井沢。日本人の手で建てた旧三笠ホテル、外国人の家具から生まれた軽井沢彫、明治38年創業のジャム店をたどる。


鬼怒川温泉
「滝の湯」から鬼怒川温泉へ。名前の由来をたどって、渓谷の湯を歩く旅
僧侶や大名だけが入れた「滝の湯」は、明治に開かれ鬼怒川温泉になった。楯岩、鬼怒太の像、龍王峡と、名前の由来をたどって渓谷を歩く。

草津温泉
誰が湯を見つけたのか。草津温泉の三つの発見伝説から、湯畑と西の河原へ
日本武尊、行基、源頼朝。湯の発見に三つの伝説が残る草津温泉で、湯畑の湯樋と西の河原の「鬼」の名前、句碑と石碑を探して歩く。

伊香保温泉
湯を分けた石段をのぼる。伊香保温泉から、黄金の湯のまんじゅうへ
天正4年、七氏が湯を屋敷へ分けるために築いた伊香保の石段街。伊香保神社から湯元へ上り、黄金の湯の色を模したまんじゅうを選ぶ一日。

富士五湖(河口湖周辺)
カッパの言い伝えから、富士山の神の社へ。河口湖をめぐる一日
水難はカッパの災いと言われてきた河口湖。水神の言い伝えと、富士山の神を祀る河口浅間神社をたどり、伝説から生まれたかっぱめしを味わう湖畔の一日。

伊豆(熱海・伊東)
海から湧いた湯の由来から、文人の別荘へ。熱海で湯の町の歴史をたどる旅
海底に湧いた湯を、上人が陸へ移したと伝わる熱海温泉。大湯間欠泉と家康の湯治から、文豪や芸術家の別荘、金目鯛と和菓子へたどる一日。

南房総(鴨川・館山)
日蓮の生まれた海と、里見氏の城山へ。南房総(鴨川・館山)で、伝説から房州びわの味まで
貞応元年に小湊で生まれたといわれる日蓮聖人。誕生寺・清澄寺・鏡忍寺をたどり、館山では里見氏の城山へ。帰りに房州びわを選ぶ旅。






上田
真田の城に残る石と井戸。上田城から城下の味へ
真田昌幸が築き、二度にわたって徳川軍を退けた上田城。動かなかった真田石と抜け穴の井戸の言い伝えをたどり、城下であんかけ焼きそばを味わう一日。

甲府
信玄の館跡から、湯の町と陣中の鍋へ。甲府を歩く一日
武田三代が暮らした館跡の武田神社、信玄が長野から本尊を移した甲斐善光寺、信玄の元湯と伝わる湯村温泉。信玄ゆかりの場所をたどり、ほうとうで締める一日。

小田原
早雲が誘った外郎家と、奨めた梅。小田原城から、ういろうとかまぼこの町へ
北条早雲は京都の外郎家を小田原へ誘い、梅干しの栽培を奨めた。北条五代の小田原城を見てから、ういろうと梅、かまぼこを町で選ぶ一日。

岡崎
桶狭間のあと、ふたりの再起。岡崎で、家康の生まれた城から八丁味噌の蔵へ
家康が生まれた岡崎城と、再起の場と伝わる大樹寺。同じ桶狭間のあとに武士をやめた男が始めた八丁味噌の蔵まで、城の西へたどる。



諏訪(上諏訪温泉)
綿に含ませた湯が、温泉になった。諏訪大社の四つの宮をめぐる旅
出雲から移ったと伝わる建御名方神を祀る諏訪大社。四つの宮をめぐり、女神の湯の言い伝えが残る上諏訪温泉に泊まる二日。

戸隠
岩戸が落ちて山になった。戸隠神社の五社をたどり、ぼっち盛りのそばへ
天の岩戸が落ちて戸隠山になったと伝わる戸隠。岩戸開きの神々を祀る五つの社をたどり、五社の「5」に通じるともいわれる、ぼっち盛りのそばへ。


甲州(勝沼・塩山)
葡萄を持つ薬師から、信玄と勝頼の寺へ。勝沼・塩山をたどる甲州の旅
手に葡萄を持つ薬師と伝わる勝沼の大善寺、信玄の菩提寺の恵林寺、勝頼が目指した栖雲寺。寺の由来をたどり、ワインとほうとうへつなぐ甲州の旅。






長野・善光寺
百済から来た仏と、絶えない灯。長野・善光寺の境内をたどる旅
百済から伝わったといわれる御本尊と、本田善光の名を取った寺。仁王の並びが逆の仁王門から、山門、本堂、経蔵の輪蔵へ。門前のおやきまでの一日。





北陸・中部8か所





上越・春日山
謙信の山城から、勝負飯へ。上越・春日山と高田城をたどる一日
城の名は春日神社から、食べ方は戦国の武将から。春日山城跡の本丸跡と高田城三重櫓を歩き、「謙信 勝負飯」で締めくくる上越の一日。

福井・永平寺
香の煙から、禅の台所へ。永平寺で、道元の修行道場と精進料理の由来をたどる旅
道元禅師が越前に開いた禅の修行道場、永平寺。寺の名の由来と七堂伽藍を知り、「典座教訓」から続く精進料理と胡麻豆腐をたどる。


近畿18か所



城崎温泉
道智上人の祈りから、七つの外湯へ。城崎温泉で、湯の名前の由来をたどる旅
道智上人の祈りで湧いたと伝わる城崎温泉。温泉寺に参ってから、名前に由来のある外湯をめぐり、志賀直哉の足跡と但馬の菓子をたどる。

南紀白浜
有間皇子が逗留した崎の湯から、三段壁の断崖へ。南紀白浜で、古い湯と海の伝説をたどる旅
『日本書紀』や『万葉集』に記された牟婁温湯の崎の湯から、漁師の見張り場と熊野水軍の伝説が残る三段壁、秋に夕陽が穴におさまる円月島へ。



飛鳥・橿原
畝傍山の麓から、龍の眠る寺へ。橿原と飛鳥の伝承をたどる旅
『日本書紀』が即位の地と記す橿原神宮から、悪龍を封じた岡寺、蘇我馬子の墓といわれる石舞台古墳へ。埴輪まんじゅうを土産に。

淡路島
国生みの島、淡路へ。伊弉諾神宮から、渦潮の旬をたどる旅
『古事記』『日本書紀』が最初に生まれた島と記す淡路島。伊弉諾神宮から洲本城、渦潮の旬まで、北から南へたどる旅。


彦根
井伊の赤備えから、赤いこんにゃくへ。彦根城をたどる一日
赤鬼と恐れられた井伊直政の「赤備え」は、城下で「蒟蒻の赤備え」になった。山頂の国宝天守と玄宮園を歩き、赤い一皿を持ち帰る一日。



長浜
今浜から長浜へ。秀吉が最初に築いた城と、その石垣の行き先をたどる旅
羽柴秀吉が今浜を長浜と改め、最初の居城を築いた城下町。取り壊された城の石垣と門が移った先と、駅前の「三献の茶」の像をたどる。



朝来・竹田城
虎が臥せる山の石垣へ。竹田城跡から生野銀山まで、山名氏の足跡をたどる
山名宗全の命で築かれたと伝わる竹田城跡で、穴太衆の野面積みを見る。翌日は同じ山名氏が開いたと伝わる生野銀山と鉱山の町へ足を延ばす旅。


中国・四国14か所


出雲大社・門前町
国譲りの社から、神在餅のぜんざいへ。出雲大社と門前町をたどる旅
国譲りの神話に始まる出雲大社。地中から現れた柱と大注連縄を見て、神在祭の振る舞いに由来する釜揚げそばとぜんざいを門前で選ぶ一日。

倉敷美観地区
米の町の踊りが、銘菓の名に。倉敷美観地区で、天領の蔵から むらすゞめ と大原美術館へ
天領の米の集散地だった倉敷。豊作を祈る編み笠の踊りから生まれた銘菓むらすゞめと、孫三郎と虎次郎の美術館をたどる。



萩
三角州の城下町から、松下村塾へ。萩で維新の人をたどり、夏みかんの菓子を選ぶ旅
毛利輝元が三角州に築いた城下町、萩。城跡から松下村塾の一帯へ維新の人々の家をたどり、明治に侍屋敷へまかれた夏みかんの菓子を土産に選ぶ。

石見銀山・大田
南の山に見えた光から、坑道の中のシュトレンへ。石見銀山をたどる一日
博多の商人が船の上から見たと伝わる光から始まった石見銀山。江戸の坑道にノミの跡を探し、鉱山の守り神を訪ね、間歩で熟成させるシュトレンまでをたどる一日。

高知・桂浜
龍馬像の立つ浜は、長宗我部の城跡だった。桂浜から高知城へ、土佐の主の移り変わりをたどる旅
龍馬像が太平洋を見つめる桂浜の背後は、長宗我部氏最後の居城・浦戸城の跡。石垣が運ばれたと伝わる高知城へ、土佐の主の交代をたどる一日。




高松・屋島
那須与一が祈った岩から、古戦場を見下ろす展望台へ。高松・屋島で、源平合戦の舞台をたどる旅
扇の的を射る前に与一が祈った祈り岩、馬を止めた駒立岩から、檀ノ浦を見下ろす談古嶺へ。鑑真と弘法大師の屋島寺、古代の山城の跡も重なる台地の旅。


九州・沖縄16か所





沖縄・恩納村
王が名付けた野原から、ナビーの歌碑へ。恩納村で、琉球の宿道をたどる旅
尚敬王が「万人が座するに足る」と褒めたと言われる万座毛から、王府の宿道に残る番所跡と石矼、歌人・恩納ナビーの歌碑へ。海辺の村を、名前と歌でたどる。


高千穂
岩戸の前の舞が、三十三番になった。高千穂の神話をたどる旅
天照大神が隠れたと伝わる岩戸と、八百万の神が集った天安河原。岩戸の前の舞は三十三番の神楽になり、いまも毎晩、高千穂神社の神楽殿で舞われています。


宮崎・青島・鵜戸神宮
山幸彦が帰った宮居から、御子が生まれた岩屋へ。青島・鵜戸神宮をたどる旅
山幸彦が海の宮から帰った青島神社と、御子が生まれたと伝わる鵜戸神宮。海幸山幸の神話をたどり、亀石の運玉を投げる旅。

熊本
清正の城から、馬刺しとからし蓮根へ。熊本で、城と城下の味をたどる旅
加藤清正が茶臼山の台地に築いた熊本城。お手植えと伝わる大イチョウ、足軽の金太の人形、清正にまつわる馬刺しまで、城から味へたどる。


唐津
舞鶴城から、くんちの曳山と唐津焼へ。唐津の城下をたどる旅
松原を鶴の翼に見立てて「舞鶴城」と呼ばれた唐津城。城主の時代に生まれた唐津くんちの赤獅子と、「からつもの」と呼ばれた唐津焼をたどる。




注
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