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DESTINATION GUIDE / 旅先ガイド・京都府

宇治

『源氏物語』五十四帖の最後の十帖は「宇治十帖」。光源氏が亡くなったあと、次の世代の人びとの物語が、宇治を主な舞台に展開します。宇治上神社と宇治神社が祀るのは菟道稚郎子。『日本書紀』によれば、応神天皇の皇子で、兄・仁徳天皇との皇位継承をめぐる葛藤から宇治で自ら命を絶ったと記される悲劇の皇子です。道に迷った皇子を、一羽のうさぎが振り返りながら道案内したという言い伝えから、「みかえり兎」は正しい道へ導く存在とされています。

平等院は永承7年(1052)、関白藤原頼通が父・道長から譲り受けた別業を仏寺に改めて開創。翌年に阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、仏師定朝の丈六の阿弥陀如来坐像が安置されました。

基本

所在地 宇治は京都府にあります。

宇治の写真
Phoenix Hall in Byodo-in Temple, Ujirenge Uji city 2026

この土地の物語

宇治茶は鎌倉時代前期ごろ、栄西から茶種をもらいうけた明恵が宇治に伝えたのが始まりとされ、室町時代には足利義満の命で大内義弘が茶を植えたとされる七つの茶園が「宇治七茗園」と呼ばれました。いま残るのは宇治善法の「奥の山園」だけ。10月4日の茶まつりは、栄西・明恵・千利休の三人の茶祖をしのび、宇治橋三の間からの「名水汲み上げの儀」に始まります。

平等院歴史・由来

永承7年(1052)、時の関白藤原頼通が、父道長より譲り受けた別業を仏寺に改め、平等院を開創した。翌年の天喜元年(1053)には阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置された。

ゆかり:阿弥陀堂・鳳凰堂 [1]

平等院歴史・由来

平等院は1052年(永承7)に関白藤原頼通が、父道長より譲り受けた別荘を寺院としたものです。1994年(平成6)世界文化遺産に登録されました。

ゆかり:鳳凰堂・阿弥陀堂 [2]

宇治作品の舞台

源氏物語は全五十四帖の長編からなり、作者の紫式部が活躍した平安時代の貴族社会を題材にした物語です。最後の十帖は「宇治十帖」と呼ばれ、宇治を主な舞台に、主人公の光源氏が亡くなったあと、次の世代の人びとの物語が展開します。

ゆかり:源氏物語・宇治十帖 [3]

宇治上神社・宇治神社伝説・言い伝え

菟道稚郎子が道に迷った際、一羽のうさぎが現れて振り返りながら道案内をして導いてくれたことで、“みかえり兎”は正しい道へと導く存在とされています。

ゆかり:みかえり兎・菟道稚郎子 [4]

宇治七茗園歴史・由来

室町時代に足利義満の命により大内義弘が茶を植えたとされる、中宇治地域にあった七つの優れた茶園(「宇文字園」、「川下園」、「祝園」、「森園」、「琵琶園」、「奥の山園」、「朝日園」)は、後に『宇治七茗園』と呼ばれました。現在では、ほとんどの茶園がなくなってしまいましたが、宇治善法にある「奥の山園」(茶の木は宇治市の名木百選のひとつ)のみが残っています。

ゆかり:宇文字園・川下園・祝園・奥の山園・朝日園 [5]

宇治上神社伝説・言い伝え

宇治上神社は、菟道稚郎子、応神及び仁徳両帝(5C頃)を祀っています。日本書紀によると菟道稚郎子は、応仁天皇の皇子で、兄である仁徳天皇との皇位継承を巡る葛藤から宇治で自殺をしたと記される悲劇の皇子です。

ゆかり:菟道稚郎子 [2]

宇治神社伝説・言い伝え

宇治神社は菟道稚郎子を祀っています。このあたりは応神天皇の別荘で、菟道稚郎子の宮殿である桐原日桁宮の跡地といわれています。1868年までは宇治上神社は離宮上社、宇治神社は離宮下社と呼ばれ一体されていました。

ゆかり:桐原日桁宮・離宮上社・離宮下社 [2]

土地の味

  • 宇治茶宇治茶は鎌倉時代前期頃、栄西から茶種をもらいうけた明恵が宇治に伝えたのが始まりとされています。記録として確認されるのは南北朝時代の頃で、その頃に成立した書物の中で茶産地のひとつとして宇治が挙がっています。
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この秋の催し

確定日と「例年の時期」を分けて載せています。

10月4日
終了
茶まつり
栄西禅師、明恵上人、千利休の3人の茶祖の遺徳をしのび、宇治橋周辺で行われる祭りです。宇治橋三の間からの「名水汲み上げの儀」から始まり興聖寺での「茶壷口切りの儀」などが行われます。
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